「MANGA」が世界共通語として使われ、アメリカやヨーロッパでは、アニメのコスプレが日本文化として人気を集めているという。しかし、日本のアニメ、マンガは本当に産業として成り立っているのだろうか?
作品の、芸術としての評価と、ビジネスとしての評価は別物である。「クールジャパン」と胸をはる日本人だが、実は、世界で儲かるコンテンツを確立しえていないのだ。
作品がすばらしいのは、ディレクター(作家)の才能。作品が売れるのは、プロデューサー(統括管理者)の才能だといえる。日本はディレクター大国であり、アメリカはプロデューサー大国なのである。
アニメ、マンガ等のコンテンツ産業を、外貨を稼ぐ「本当の産業」とするための知財立国への道を探る。
結局、日本のアニメ、マンガは 儲かっているのか?
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日本は作品がすばらしいディレクター大国であり、アメリカは作品が売れるプロデューサー大国である。アニメ、マンガ等のコンテンツ産業を、外資を稼ぐ「本当の産業」とするための知財立国への道を探る。
推定ページ数: 144 ページ
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2013/4/15)